両親は17歳の年の差婚

私の父と母はお見合いで結婚しました。
しかも17歳の年の差カップルです。

お見合いだったのに、父は釣書の生年月日を偽装していたそうで、見た目も若々しくみえたので、母はすっかり騙されたと言っています。

私が生まれた時、父はすでに定年前の55歳でした。
小さいころ、父と一緒に外出先で「おじいちゃんと一緒でいいね」と知らない人に言われたことがありました。

父は否定することもなく、笑顔でした。
その時はなぜそういうわれたのかわかりませんでしたが、今ならわかります。

母は38歳で私を出産しました。
高齢出産はリスクが大きいので、当時、兄弟にも反対されたそうです。
事実、最初にできた子は父にも内緒でおろしたそうです。

次にできたのが私、産んで良かったと母は言ってくれます。
その言葉が何よりうれしいです。

今では珍しくもない、年の差婚やいわゆる高齢出産ですが、当時は世の中には受け入れられてなかっのでしょうね。
世間なんて関係ないんですけどね。

世間が、その世帯の暮らしの責任を取ってくれるわけでも無いのですが、世間体というくだらないプライドに振り回されるのが、当たり前の時代だったのでしょう。
時代とともに価値観も変わりますよね。

昔も今も変わらないのは、風俗の存在です。
やはり人間の基本的な欲求をビジネスに取り込むと、長続きするものですね。

チープなデートは公園がおすすめ

学生にとっては、デートに行くにも先立つものはお金です。
親からの仕送りとアルバイトの生活を送る身としては、デートするにも場所を選びます。

付き合い始めた時に、私の方から割り勘を申し出ました。
かわいくない女かもしれませんが、男らしいというのでしょうか?
人のお金で飲み食いしてもなんだか楽しくないのです。

しかもお互いにアルバイトで忙しく、週に1回のデートだけです。
その貴重な一日をどこで過ごすかというと、お天気のいい日はもっぱら公園です。
公園と言ってもかなり広く、週末は観光客や家族連れでにぎわっています。

ハトに餌をやり、噴水や花を眺めながら日々の出来事を話し、公園で過ごすゆったりした時間が私は大好きです。
お昼はコンビニのお弁当でもいつもの数倍美味しく感じてしまいます。

しかし、夜になると公園は要注意です。
公園でいちゃついているカップルを隠し撮りする大人たちが出没するからです。

遠くでみていると、真っ暗な中、カメラのフラッシュが公園のあちらこちらで光っています。
そういう写真を雑誌に投稿するマニアにご用心です。

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