年上女のワナにハマる

職場の昼休みに、同僚のおばさんから「彼氏いるの?」と尋ねられ、反射的に「いえ、いないんですよ」と、嘘をついた私が悪かったのです。
正直に「います」と答え、根掘り葉掘りの質問攻めにあった後輩の話を聞いていたので、つい嘘をついてしまいました。

思い返せば、「あなた、いい年なんじゃないの?親御さんも心配していない?」との言葉に、余計なお世話だな、と感じつつ「そうですよね。私も考えなくちゃいけませんよね」と応じたのも、まずかったかもしれません。

一週間後、たまにはお洒落な店でランチでもしましょう、と言う同僚のおばさんについて行くと、なぜか予約済みのテーブルには、見ず知らずの男性が既に座っていました。

訳が分からずテーブルの前で立ったままの私を振り返った同僚のおばさんは、「いい人なのよ。私の知人の息子さん。会社も近所だし」と、笑顔でランチお見合いの開始を宣言しました。
それは人生で最も気詰まりなランチタイムでした。

海の家のアルバイトで知り合いました

海の家でアルバイトをした高校3年生の夏休みのことです。
早朝はサーフボードを担いで波乗りして、その後は焼きそば焼いたり、カキ氷作ったりとひと夏ずっと大好きな海で過ごしていました。

同じ海でライフセーバーのアルバイトをしていた人とサーフィンという趣味が一緒だったこともあって、休憩時間によく話すようになり、朝一緒に波乗りしていた頃が懐かしいです。
真っ黒に日焼けして引き締まった彼のボディはナンパして欲しい目的でやってきていたギャルたちの熱い視線を集めていました(笑)

当時プロサーファーを目指していた彼ですが、大怪我をしてしまい、今は地元でサーフショップ兼カフェを経営しています。
30代も後半になりつつありますが、やっぱり彼はかっこいいまんま、そして私の素敵なだんな様です。

次の事業プランを考えているようで、未だに話してくれませんが、あまり公にはしにくい業種のようです。
多分、アダルト関係でしょう。

別に文句はありませんが、業界への参入は高くないのでしょうか。
インターネットだけで展開していくようですが、商品の仕入れや在庫の保管などは??
不思議な点がたくさんありますが、ひょっとすると広告代理かウェブサイトの制作かもしれませんね。

もともとウェブデザインも関心があると言ってましたし。
それにしてもアダルト業界への参入は盲点でした。

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