ランチデート

最近、仕事の合間に食事をするときは節約しないことにしている。
500円ランチを無理矢理探すよりも、800円から1200円のランチでゆったりする方が、精神的にも良いし、経済活動に参加できている充実感がある。

最近、ランチ時の店内では格差があることに気がついた。
百貨店にある、値段設定高めのパン屋さん。
食パン半斤1200円という価格のため、滅多に行かないパンのお店が、最近レストランをオープンした。

高級パンのおかわり自由で、メインの料理がついて1000円だ。
時刻は11時台で、私は40分ほど時間があるときに行ってみたが、私のように仕事の合間に来ている20代〜40代のいわゆる現役世代と、裕福そうな引退された世代の方、あとは50代のいかにも会社役員風の男性と若い女性。

引退された70歳前後の女性たちは、ワインやビールを飲み、ウインナーの盛り合わせやガレットなどを食べている。
こんな余裕たっぷりの70代、羨ましい!と思う反面、こうなるために、今どんだけ働かなくてはいけないのかな…と考えてしまう。
会社役員の男性は若い女性と談笑していて長い長いランチを楽しんでいる。

一方、現役世代チームは、皆時間に余裕がない。
その日はポークピカタと夏野菜のラタトゥイユがセットになったメインだが、ナイフとフォークを動かすのが皆速かった。
パンのおかわりも食べたいし、セットの紅茶もティーポットで来てるからゆったりしたい。

でも、ゆったりできない気持ちの焦りが出ていた。
忙しいからこそランチぐらい美味しいものを食べたいよね!と現役世代チームに勝手に共感しつつ、お店を後にした。

初めてのデート

高校を卒業してすぐに、付き合った彼と彼の友人と私の友人とで、山口県にある平尾台まで行ったことがあります。

彼は4歳年上の工場に勤務している社会人です。
2台の車にわかれ、私は彼の車に乗って車内では、彼の好きなアーティストの曲が流れる中、はしゃいでいる私がいたのです。

現地に着くと、まず鍾乳洞に入ったのですが、結構な斜面があったりして息の上がっている私を気づかってくれ彼は私の手を握ってひっぱっていってくれたのです。

彼の友人は、私と彼が付き合っていることを知らなかったので、それを見ていた彼の友人は不思議そうにしていましたが、ピンときたようです。

友人は彼をからかいながら、ちゃんと報告しろと言い、彼はごめんごめんと友人に謝っていたのです。
それから、平尾台へと行ったのですが、彼が今度は2人だけで来ようねと言ってくれたのです。

遠い遠い昔の話しで、今は引っ越して懐かしい限りです。

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