軽い気持ち

友人と2人で街を歩いていると、車に乗った3人組みの男性に「一緒に遊ぼう」と声をかけかれたのです。
私と友人は「3人組みだし、ちょっとこわいよね」と言って最初は断ったのですが、1人の男性が車から降りて、歩いている私たちを追いかけてきて、また声をかけて来たのです。

最初は無視をしていたのですが、相手がしつこくて仕方なく話しをしたのです。
話しをしているうちにだんだん、話しが楽しくなり、結局その男性達の車に乗り遊びに行くことになったのです。

すると、途中でもう1台の車と合流したので、友人と「ちょっとやばいかも」とコソコソと話しをしていたら、1人の男性の家に連れて行かれ、ますますヤバイ状況になったと思って警戒していたのですが、話しをするだけでホッとしていると、1人の男性が「この中でいいなぁと思った人を指で差して」と言ったのです。

言わないと、帰れない状態になっていたので仕方なく「この人」と指を差すとその人は、とても照れていて、帰りはその人が送ってくれて、お互いの連絡先を言って別れたのですが、その後、その人から連絡があり、会っているうちに付き合うことになったのです。

クルーザーで小島へ

ある夏のこと、よく行く海水浴場に行った。
たくさんの人でがあるわけではなく、海の家は2つだけ。
キレイな砂浜と海だが、地元の人が来るというかんじ。

その日はずっとそれぞれの浮き輪に入ってプカプカ浮いて、水深1m50cmくらいのところでくつろいでいた。
すると、一人の男が近づいてきて、クルーザーに乗らないかと言ってきた。
近くにいたクルーザーには女性も子どもの乗っていて、便乗させてもらうことになった。
小さな会社の社員全員できていて、クルーザーは社長のもの。
独身の社員もたくさんいて、そんなときに浮き輪で浮いている女子三人が居たから声をかけたとのこと。
どこにいくのかな?その辺をぐるっと回ってくれるんだろうな?と思っていた。
そしたらどんどん沖の左側の方に進んでいき、ついに砂浜が見えないところに。
友達は楽しそうだったが、よくよく考えたら知らないクルーザーで沖まで出られていることに恐怖を感じた。
と、思っているころに、砂浜が見えてきた。
さきほどいた所ではなく、小島だ。
ここの砂浜に向かっていた所だったそうだ。
テントや人、ジェットがあった。
どうやら、グループ会社みんなで来ていたようだ。
それぞれ家族を連れて、持っている人はジェットやクルーザーを持ってくるとは、一体何者なんだろうか。
よく分からないまま、いかにもセレブの奥さんに、美味しいバーベキューをごちそうして頂くことに。
こんな島があったこともしらなかったし、セレブたちの夏の憩いの場になっていただなんて。
夕方頃、またもとクルーザーで送ってくれた。
奥様たちからはおやつやジュースをお土産にもらい「独身の男の子らと、これからも遊んであげてや!」と言われた。
なんだかよく分からない出来事だったが、「たまにはナンパに付いていくのも楽しいでしょ!」と友達はどや顔だった。

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