女友達
高校時代からの女友達の中で、結婚した人としてない人がいる。
もちろん当然のことなのだが、線引きをしてみるとすごいことに気がついたのだ。
結婚してないグループ、私も属している方だが、こちらは「ごちそうさま」を言えない人たちだ。
ごちそうして頂いてお店を出たあとに、「おいしかったね、ごちそうさま」と言うのだが、それが本心ではないのだ。
ごちそうさまでしたを言っている自分をアピールしているにすぎない。
そして決定的なのは「おごられて当然だ」と心の根底で思っていることが、結婚できないグループの特徴。
合コンで、早く帰りたいと思っても、おごられることが前提なので、会計が終わるまで帰れない。
ニコニコしてごちそうさまでした!と言いながら後ずさりし、「じゃ、また連絡するねー!」とダッシュで解散。
本当に性格が悪いと思う。
一方で、既婚女性の場合は、独身時代の合コンで、「自分のお代を払ってでもいいから、帰りたい!」というスタンスで、無駄な時間を過ごさないようにしていた。
そのときは、急にお金だけ置いて帰るだなんて、いくらタイプの男が一人もいないからって露骨だな〜!と思っていました。
しかし、運命の一人に出会うために、無駄な時間は使わないという精神があったからこそ結婚できたんではないかと思う。
何が何でも払ってもらう私と、別に自分で払うからマイペースで生きたい女。
結婚した、してないのグループ分けをしたときに、この基準が分かれ道だなと思った。
年齢別ボディタッチ
「モテ本」にも良く登場し、モテテクニックとして言われているのが「ボディタッチ」についてだ。
30歳が近づいてきて、このボディタッチは年齢別に正しい作法があるなぁと感じている。
中学生や高校生の内は、共学のクラスに通っていればクラスメイトに男女がいるのが当たり前だ。
だからこそ、挨拶をするタイミングや会話をしているときのリアクションのタイミングでもボディタッチはしやすい。
サッカーでゴールを決めたときのハイタッチかのような爽やかさや甘酸っぱさを、大人になった今は懐かしく思う。
何の気なしに、気軽にタッチして良い年頃。
大学生以降は、女子からのボディタッチにも、男子が期待するボディタッチにも意味を持つ。
恋が始まるきっかけとして大きく貢献してくれるだろう。
勘違いしやすい年齢だから、「特定の人だけに」ボディタッチをすべき。
そして20代中盤のボディタッチはよこしまな気持ちをはらんでいる。
バーやクラブに居て、一杯ワイングラスをごちそうしてもらいたいときに、音が大きいのを良いことに「久しぶり!乾杯する?」と軽く腕をつかむ。
こちらとしては、爽やかで気さくな挨拶を演出しているのだが、向こうはやすやすとワインをごちそうしてくれる。
しかし、ボディタッチの安売りについて、抵抗がなくなるのがこの年の女。
あまりにもタッチしすぎて、「軽い女で危険そう」、と噂されないように気を付けなきゃいけない。
私もこの年代に付き合った彼から後日、やたらと最初からタッチが多かったんだけど、あれ何だったの?と聞かれた。
まさか、ごちそうしてもらうため、だとは言えないよねぇ。
30歳をすぎると、「おばちゃんタッチ」になりがちだ。
あくまでも上品に、上品に。